『雀の手帖』

雀の手帖 (新潮文庫)

雀の手帖 (新潮文庫)

 ずっと前友人に、「幸田文なら何から読めばいい?」と訊いて教えてもらったもの(たぶん。記憶違いだったらごめんね)。
 冬のきりっとした空気の中読む幸田文はいいなあ、と思った(ちなみに、夏のだらだらした暑さの中涼しい屋内にひきこもって読みたいのが、三浦しをんのエッセイだ)。「私がおちゃっぴぃな小娘だった頃はね」とか、言ってみたくなる(単純)。