2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな文章書いてなんになるんだろ、と思う。誰が得するんだといえば、私なんだけど。書きたいことだけ書いているのだから。 昔は、私の書いた文章が私以外の誰かに届くことをまだ信じられていたし、実際届いたと思える出来事があると嬉しかった。でも今はな…

川端康成「散りぬるを」(『眠れる美女』所収)

眠れる美女 (新潮文庫)作者: 川端康成出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1967/11/28メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 102回この商品を含むブログ (88件) を見る 「ちがいますよ。あんたなんかもね、女流作家になりたいなら、文学なんぞあきらめちゃって、お…

川端康成『眠れる美女』

眠れる美女 (新潮文庫)作者: 川端康成出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1967/11/28メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 102回この商品を含むブログ (88件) を見る もう男でなくなった老人だけが、「安心できるお客さま」として迎えられる家。その奥に、深い眠…

残ったわだかまりをいつまでも覚えているから、人と接するのが苦しいもっときれいに忘れたい

だめだな、どんどんひどくなってる 家族とかもう既に知ってる人はまだ大丈夫だけどそれ以外の男の人と口をきくのが苦痛 フィクションですら受け付けなくなってる 高校の時はまだ、ものによっては少年(青年)群像を楽しめる心の持ち主だったと思うんだけど …

川端康成『眠れる美女』を読んでたら、あまりのいやらしさにむずむずして、読むのを中断してしまった。 いや、読むのが嫌になったわけじゃないんだけど。続きは読みたいんだけど。「乳房」「乳かさ」「乳首」「きむすめ」といった語の頻出っぷりにくらくらし…

@nori_k99 荻原さんはRDGを出す頃に勤めは辞めたとブログに書かれていた気がします。通勤電車の中が一番アイデアが浮かぶ、とどこかで書かれていたので、辞められたのがとっても意外だった覚えが。posted at 21:27:24 ……と、発言してから、勤めを辞めたとい…

なんにも言いたくない 「言いたい」って状態にもなりたくない もうなんかぜんぶこわい

別のところに書いたもの

記憶の捏造じゃなければ小学校にあがる前から、自分なんか死んじゃえばいい、この世にいなければいいと日常的に思っていた。 なんで、と訊かれてもよくわからない。動作がゆるやかで集団行動に遅れがちな子どもだったから、「みんなについていけない自分はダ…

うわごとに傷つかない

つれづれノート〈2〉 (角川文庫)作者: 銀色夏生出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1993/06/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (15件) を見る この世の中、うわごとのようにくりかえされることばが多いですよね。気持ちはなく、ことばだけ…