再読

赤×ピンク (角川文庫)

赤×ピンク (角川文庫)

 まるで女の子の人生みたい。華やかな、かわいい女の子でいられる時期は一瞬。過ぎ去っていく季節だってわかっているのに、無駄に使ってしまっている。夜をおかしなことに切り売りして生きている。それで息も絶え絶えになって。(p.36)