桜庭一樹読書日記』の影響を受けて『ずっとお城で暮らしてる』と『崖の館』を読む。最近、電車の中で既に読んだことあるのをまた読む、ってのが主だったから新鮮。

 つくづく、わたしの好きな類の「読書」は、無駄な行為なんだなあ、と思う。楽しいだけ。幸せなだけ。必要だけど。逃避先としてはすごく適してるけど。一応今、就活中なので、大好きな読書の役立たずさが、ずしっとみしっとのしかかってくる、のです。こういうふうに活用できるとか、何が得られるとか、ちゃんと言葉にできるものじゃないけど「好きなこと」。だからこそ楽しいこと。