こうやって乗り越えるやり過ごす

 できればやりたくないけれど、やらないわけにもいかないことがあって、「READY!!」聴いて「七彩ボタン」聴いてアニマス思い出して「私の好きなあの娘たちが頑張ってるんだから私も!」って気持ちを奮い立たせて、乗り切った。
 他の誰かと自分の頑張りを比較するのは嫌いなのに(そんなの感じ方が違うんだから測れるわけないと思ってる)、アイマスに関してはこういう風に考えてしまう自分が不思議だ。相手が現実世界の住人じゃないからだろうか。それもなくはないのだろうけれど、きっとそれだけじゃない。たしかに彼女たちは生身の人間ではないけれど、動く彼女たちが観られることや彼女たちの歌を聴くことがここ数年ずっと日々の楽しみで、なくてはならないもので……なんていうか、生きている、としか言いようがない存在なんだよアイマスのアイドルたちは。私にとって。何が言いたいのかわかんなくなってきたのでここで中断。

 ああ、「他の誰かと自分の頑張りを比較するのは嫌い」というよりも、「あんなに頑張ってる(苦労してる)人に比べたらあなたはまだまだ(楽してる)なんだからもっと頑張りなさい」って自分以外の誰かに言う人が苦手(だから自分も、他人に対してこういうことは言いたくない)なだけなのかな……そんなこと他人に言われたら、勝手に私に適用しないでよその尺度を、と思ってしまうから。「私の好きなあの娘たちが頑張ってるんだから私も!」って気持ちは、アイマス観てると私の中に勝手に芽生えてくるものだから、気にならないのか。

 でも先月、ものすごーく元気がなくてひたすら死にたかった時は、アイマスすら心の中に入ってこなくて、「みんな頑張ってるのに私はダメだな……」って気持ちだった。気分を回復させようとする作業すらめんどくさくて、このまま死ぬ方に転がっていけたらもう生きなくてすむから楽なのになーって考えてた。

 そんな感じだったのにRDGの新刊読んだ途端に一気に回復して元気になってしまったのだから、我ながら笑えるくらい単純。