『謎とき 村上春樹』(石原千秋著、光文社新書、2007年)

謎とき村上春樹 (光文社新書)

謎とき村上春樹 (光文社新書)

 登場人物の関係が「恋愛」に見えないことと、それを書いた小説が「恋愛小説」でないことは同じではない。(p.271)

 おもしろい、好ましい「読み方」の本に出会った時って、おもしろい小説に出会った時とはまた違う嬉しさがあります。