わたしはずっと好意を伝えてくれてたある人を「早くきっぱりふらなかった」ことを後悔してる、初期段階で連絡遮断した方が相手のためになったのにって悔やんでるわけだけど、「相手のため」って発想が出てきたのは、自分がその人とは別の人を好きになった上にうまくいきそうになってしまってから、なんですね。つまり、何度「私はあなたのこと好きじゃないよ」って言っても、「それでもいいので好きでいさせてください」って言うその人が、邪魔になってから。

 罪悪感からなのかなんなのかわからないけれど、そこで芽生えた「相手のためでもある」って思いをさもずっと前から持っていたかのように、後々までそれで悔やんでみせる自分はずるいと思った。

"普通、女が家出する時は、男が出来ているものよ。新しい靴がなくては古い靴は脱ぎ捨てられない。女は裸足では歩かないものだわ" (瀬戸内寂聴『いよいよ華やぐ』)怖い! 女こわい!

posted at 21:35:50