母は電話でかれしさんのことを尋ねる時「お友達とはうまくいっとっと?」と言う。 何故に「お友達」という呼称なのか謎だけれどまあ通じるし、私としても「彼氏」だの「恋人」だのいう単語を親との会話で出すのは恥ずかしいので助かっている。
子どもの頃は物を捨てるのが苦手だった。くだらない落書きをした紙きれとか、どんなにゴミみたいなものでも、それが永遠に自分の手を離れてしまう、二度と触れなくなってしまう、というのはものすごく怖いことに思えたのだ。 でも年齢が上がっていくにつれ、…
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