アイマスDS

 三人ともAランクエンドで終えて、アフターストーリー? も見た。

 三人とも、障壁となるのは自分自身なんだな、と。
 愛ちゃんは、すごい能力があるのに暴走しがちでそれをうまく生かしきれなくて、それをどうにかこうにか制御する方法を覚えて、アイドルとして開花していく。偉大なママへのコンプレックスを抱えていて、ラスボスもママだから、すごく筋がぶれないお話になってるなあ、と。
 絵理ちゃんは、最初は外に出るのも怖がってる子。声を出すのすら苦手な子。それをやっと乗り越えて、アイドル活動が軌道に乗った矢先に、不可解な出来事に巻き込まれる。そして最後は、自分がどうしても取り戻したいものを取り戻すために、がんばるんだよね。
 涼は周囲に流されがちな意志の弱さ? かな。ずーっと流されっぱなしで女の子として活動するけれど、もうウソをつくのはやめる、男の子だと公表する、と決めてからは強かった。今まで自分が活動してきた世界を敵に回すことになるにも関わらず。

 周囲の人に助けられながら自分の中の弱さと向き合って、乗り越えること。それと、アイドルとしてのランクアップが連動してる。他のアイマス作品と違って、プレイヤーはアイドルを導くプロデューサーでなく、アイドル自身にシンクロさせられるので、まあアイドルへの感情移入の度合いがすごいすごい。