未成年と成年の男女が入り混じっているコミュニティにおいて

「女子高生」や「女子中学生」をある個人の呼称として採用する人、他人のキャラ付けとしてそれをやたらに強調する人に、ごくかすかだけど違和感(もっと言うと嫌悪感)を抱くことがある。

 ネタとしてそうしてるのは知ってるし、その度腹が立つわけじゃない。でも、たまに度をこしてる人がいると、笑えない。悲しくなるのだ。言われた相手は、「女子中学生」や「女子高生」じゃなくなった、未来の自分には価値がないような気がするかもしれないのに、って。
 それは一つ年をとり大人に近づくたび誰もが感じるかすかな悲しみにすぎないかもしれない。でも、女の子のそういう悲しみをわざわざ増幅させてるかもしれないことに無神経な大人を目にするのは、やっぱり悲しい。